神戸市の「燃えないごみ」は、金属やガラスなどが対象ですが、実は迷うものがとても多いごみの一つです。
燃えないごみは、普段あまり出ないからこそ「どう捨てればいいの?」と迷いやすいごみです。
私自身、今までに燃えないごみとして捨てたものは、他のごみとは圧倒的に少なく、
なんとなく「金属やガラスとかが対象なのかな?」ということまではわかる程度。
お皿やコップなどゴミに出そうとした時、
- 指定袋にそのまま入れていいのか?それとも新聞紙で包んだほうがいいのか?
- 割れていないけど「危険」の張り紙は必要なのか?
- そもそもこれは燃えないごみで合っているのか?
などなど…
色々と疑問や不安がありました。
皆さんの中にもそういった経験ありませんでしたか?
そこでこの記事では、2025年版の燃えないごみの基本ルールと出し方を、初めてでもわかりやすいように整理しました。
収集曜日については、正確さがもっとも大切なため、神戸市公式の区別カレンダーとリンクしながら確認できるようにしています。
「迷いやすいもの」「出せないもの」「注意点」もまとめていますので、ぜひ普段のごみ出しの参考にしてみてください。
神戸市の「燃えないごみ」とは?

神戸市でいう「燃えないごみ」とは、金属・ガラス・陶器・小型の家電製品など、燃やすことができない素材のごみを指します。
その中で、「45リットルの指定袋に入る大きさで、単品5キログラム以下の重さのもの」を燃えないごみとして出せます。
- ガラス類(皿、コップ、グラスなど)
- 陶器類(茶碗、灰皿など)
- 金属類(鍋、やかん、フライパン、包丁など)
- 小型の家電(掃除機のヘッド、アイロン、トースターなど)
一方で、スプレー缶・カセットボンベ・電池類などは燃えないごみには出せません。
これらは危険物として扱われ、別の方法で処分する必要があります。
また、大きい金属製品や重量のあるもの(鉄アレイ・金属ラックなど)は「大型ごみ」に分類される場合があります。
素材が金属でも、サイズや重さによって区分が変わるため注意が必要です。
燃えないごみは、神戸市では指定袋があり月2回の収集ですが、曜日は地域によって細かく異なります。
そのため、曜日については必ず神戸市公式の「ごみ収集日検索(ワケトンカレンダー)」で確認するようにしましょう。
ごみ収集日検索(ワケトンカレンダー)での検索方法は、とてもカンタン。
神戸市公式ページ 家庭ゴミの出し方 の中央付近にある「ごみ収集日検索(ワケトンカレンダー)」に、自分が住んでいる「区・町名・何丁目か」を選択するだけ👍
それだけで、燃えないごみだけでなく他のごみの収集日まで表示され便利ですよ〜😊
燃えないごみとして出せるもの

前章で少しだけ触れましたが、ここではもう少し詳しく触れてみたいと思います。
家庭でよく出る代表的な品目を中心に、素材ごとにわかりやすく整理しました。
ガラス製品
私も何度か燃えないごみとして出したことがあるガラス製品。
燃えないごみとして、ガラス製品は一番出す機会が多い品目ではないでしょうか。
- ガラスコップ
- グラス
- ガラス皿
- 花瓶
- 化粧品のびん
- 電球
- 鏡
などなど…
ちょっと迷いやすいですが、神戸市では電球や鏡もこのガラス製品に分類されています。
割れ物の場合は新聞紙などで包み、紙に「キケン」と書き、ごみ袋にわかりやすく貼っておきましょう。
でないと、ごみ収集員さんが怪我をしてしまう恐れがありますからね😅
割れている割れていない関係なく新聞紙で包んでおきましょう。
万が一、途中で割れてしまっても危険がないようにね👍
ちなみに、中身が残っている瓶は出せないので、必ず中を空にしてから捨てましょう。
陶器・磁器類
陶器類もガラス製品と同じく、燃えないごみとして出す機会の多い品目の一つ。
- 茶碗
- 皿
- マグカップ
- 灰皿
- 土鍋の破片
などなど…
陶器類・磁気類も同様、新聞紙などで包み、紙に「キケン」と書き、ごみ袋にわかりやすく貼っておきましょう。
これも同じく割れていなくても、新聞紙で包んでおいた方が安全ですよ😌
金属製品
金属でできたものの多くは、燃えないごみとして出せます。
- 鍋
- フライパン
- やかん
- 包丁・ハサミ(出す時は紙で包み、「危険」と明記)
- スプーンやフォークなどのカトラリー類
- 小さな工具(ドライバーなど)
など…
ただし、重さが5kgを超えるもの・45L指定袋に入らないものは大型ごみに分類されます。
小型の家電製品
小型の家電製品も燃えないごみとして出せます。
- トースター
- カセットコンロ
- アイロン
- ラジカセ
- ドライヤー
- 掃除機のヘッド部分
など…
小型の家電製品に関しては、神戸市では、ゴミを減らし有用金属の資源化を促進するために
『小型家電リサイクルボックス』が設置されています。
無料で回収してもらえるので、できるだけ「小型家電リサイクルボックス」に出すことをおすすめします。
燃えないごみで出せないもの

燃えないごみに見えるものの中には、実は 「別の方法で処分しなければならないもの」 がいくつかあります。
間違った出し方をすると、発火事故やケガの原因になることもあるため、特に注意が必要です。
ここでは、神戸市で燃えないごみとして出すことができない代表的な品目を、理由とあわせてわかりやすく整理しました。
45Lの指定袋に入らない・5kg超の重さのもの
45Lの指定袋に入らない・5kg超の重さのものは素材が金属やガラスであっても燃えないごみとしては出せません。
- 自転車
- 金属ラック
- 鉄アレイ
- 大きめの鍋やフライパン(業務用サイズなど)
これらを処分するには、有料ですが『大型ごみ』として処分する必要があります。
インターネットでも電話・FAXでも申込可能です。
詳しく知りたい方は、神戸市公式ページ 大型ごみ でご確認ください。
プラスチック製品
プラスチック製品のものも燃えないごみとしては出せません。
もしかするとこんな勘違いをするのは私だけかもしれませんが、勝手にプラスチックは燃えないものとして認識していた時期がありました。
しかも、かなり長期間😂
過去にプラスチック製の洗面器を処分した時、「これって燃えない素材だよな」と思い、
燃えないごみとして出してしまったことがあります😅
あの時は本当に申し訳ないです、犯人は私です🙇♀️
皆さんはこんな間違いをしないよう、
- プラスチック製品のものは「燃えるごみ」
- プラスチックの包装・容器は「容器包装プラスチック」
で処分するようにしましょう👍
飲み物・食べ物・調味料が入っていたビン・缶
飲み物・食べ物・調味料が入っていたビンや缶も、燃えないごみとしては出せません。
素材として、ガラスや金属が使われていても、これらは「缶・ビン・ペットボトル」で処分しましょう。
ただし、
- 食べ物・飲み物・調味料以外の缶やビン
- 割れたビン
- 切り離した飲料缶などのふた
- 缶詰のふた
に関しては、「燃えないごみ」の対象となります。
…えっ、皆さん知ってましたか?!💦
私は知らずにふたも一緒に缶・ビン・ペットボトルで捨ててしまってました😂
電池やモバイルバッテリー
小型家電に入っている電池やモバイルバッテリーを、外さずにそのまま燃えないごみとして出してしまうと、回収・処理過程で発熱・発火する恐れがあるため、電池やモバイルバッテリーは絶対に外してから出しましょう。
ちなみに、電池やモバイルバッテリーは家庭ごみとしては出せません。
お近くに設置されている『電池類回収ボックス』や『小型充電式電池リサイクルボックス』を利用してください。
詳しくは 神戸市公式ページ 小型充電式電池(リチウムイオン電池等)・モバイルバッテリー・ボタン電池のごみの出し方 でご確認ください。
スプレー缶・カセットボンベ
スプレー缶やカセットボンベは、燃えないごみとして出せません。
中身が残っている可能性があると、収集車の火災につながる危険があるためです。
これらは、使い切って穴を開けずに燃えないごみと分けて、スプレー缶・カセットボンベだけを透明または半透明の15Lまでのレジ袋などに入れて出しましょう。
詳しくは 神戸市公式ページ カセットボンベ ・スプレー缶 で確認するか、
下の私の別記事でご確認ください😌
アルミホイル
最後に補足として、
私が燃えるごみだと思っていたものが、実は「燃えないごみ」だったものをご紹介したいと思います。
それは…
『アルミホイル』です!
これには、驚きましたね😅
『お前、燃えないごみだったのか…』って(笑)
でも、これには落とし穴があります。
それは、住んでいる地域によって「燃えるごみ」か「燃えないごみ」かが分かれるんです💦
神戸市では素材が金属ということで『燃えないごみ』でしたが、私が以前に住んでいた京都市・西宮市では『可燃ごみ』として分類されるんです。
これも間違えたのかとヒヤヒヤしましたが、ホッとしました😅
ということで、神戸市ではアルミホイルは燃えないごみで出しましょう。
以上が、燃えないごみで出せそうで出せないものだと思ったものを紹介させていただきました。
まとめると、
- 45Lの指定袋に入らない・5kg超の重さのもの → 大型ごみ
- プラスチック製品 → 燃えるごみ
- 飲み物・食べ物・調味料が入っていたビン・缶 → 缶・ビン・ペットボトル
- 電池やモバイルバッテリー → 電池類回収ボックス
- スプレー缶・カセットボンベ → スプレー缶・カセットボンベ専用
- アルミホイル → 神戸市では燃えないごみ
個人的に、私が過去に間違った品目も取り上げましたが、いかがでしたでしょうか?
中には、
👩「こんなの間違えないよ(笑)」
と感じられるものもあったと思います。
私もそう思いますね😂
皆さんは、間違えないよう必ず神戸市の公式サイトやワケトンカレンダーで確認してから出して下さいね👍
出すときの注意点

燃えないごみを出すときは、ただごみ袋に入れて出せば良いわけではありません。
他のごみと同じように、燃えないごみを出すときにもいくつか注意点があります。
割れものや刃物などを出す場合
ゴミ収集員さんが怪我をしないよう、ガラス・陶器類・包丁・ナイフ・ハサミなどは紙にくるんで指定袋に入れて、外からわかるように指定袋に「キケン」と貼って出す。
他の燃えないごみと別にする必要はありません。
棒状のもの(傘や直管型のLED製品など)を出す場合
棒状のもの(傘、直管型のLED製品、つっぱり棒などおおよそ1m以内のもの)は、45リットルの指定袋に斜めに差し込んで、できるだけ奥まで入れて口をしっかり結んで出す。
LED製品などは、割れないように紙にくるんでから入れ、指定袋の外側に「キケン」と貼って出す。
ただし、蛍光管については蛍光管は水銀廃製品の適正な回収のため、できるだけ回収協力店へ持ち込んでください。
詳しく知りたい方は、神戸市公式ページ 蛍光管(蛍光灯)の拠点回収 でご確認ください。
一袋につき概ね5kg以下、単品でも5kg以下にする
神戸市では、一袋につき概ね5kg以下、単品でも5kg以下で出すように定められています。
その理由としては、神戸市の説明見つからなかったため推測とはなりますが、
- ごみ収集員さんの腰痛・転倒などの防止のため
- 破れて中身が飛び出すなどして、怪我や道路の散乱・清掃の手間が増えるため
- 収集車のリフトや投入部に過度な負担をかけないため
だと思われます。
5kgを超えてしまう場合は2袋に分けるなどして、ゴミ収集員さんたちの負担を軽くするようにしましょう👍
まとめ『ごみ収集員さんたちを守るためにも…』

以上、ここまでで「燃えないごみ」について基本から出し方まで解説してきました。
- 神戸市の燃えないごみとは?
- 燃えないごみで出せるもの
- 燃えないごみで出せないもの
- 出す時の注意点
神戸市で燃えないごみとは、45リットルの指定袋に入る大きさで、単品5キログラム以下の重さのガラス・陶器類や金属類、小型の家電製品を指します。
しかし、ガラスや金属など同じ素材が使われているものであっても、
燃えないごみではなく「別の処分方法」で捨てるものもあります。
- 飲み物や食べ物が入っていた缶やビン
- 電池やモバイルバッテリー
- スプレー缶・カセットボンベ
紹介させていただいた中には、私が勝手に勘違いして燃えないごみとして出してしまっていたものもありますが😅💦
皆さんは間違えないようにして下さいね👍
そして、出す時には3つ注意点があります。
それらは、ゴミ収集員さんたちが怪我や作業中の負担がかからないようにするためのものです。
税金払ってるんだから自分たち本位で何でも出していいだろ、なんて思わず…
というか、税金を払っているからこそ、
👨「ごみ収集員さんが怪我をしないよう割れ物は新聞紙で包んでおこう」
👩「5kg以上になっちゃったから2袋に分けよう」
そういう心遣いができれば、みんなが幸せな気持ちになれるんじゃないかと
私は思うのですが…😌
『皆さんはどう思われますか?』
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