神戸市で朝のごみ出しができないときは?工夫・代行・支援制度まとめ

朝にゴミを出せなくて困っている男性の画像 家庭ごみ
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『神戸市のごみ出しルールでは、収集日の朝5時〜8時に出すことが決められています。』

と、言われてましても「その時間に出すのは無理…」という方も多いのではないでしょうか。

👨「出勤が早くて家を出るのは5時前」
👩「夜勤明けでまだ勤務中」
👵「高齢や体調の関係で朝動くのがつらい」

こうした事情から、ルールは分かっていても守るのが難しいケースは少なくありません。

私自身も過去に夜勤の経験があり、決められた時間に出せなかったことがありました。幸い、その地域は収集車の巡回が遅かったため助かりましたが、「どうしたらいいのか」と悩んだ経験は今も覚えています😔

本記事では、

  • 神戸市の基本ルール
  • 朝に出せない人のための公式支援制度
  • すぐにできる工夫やアイデア
  • 代行サービスなど現実的な選択肢

をまとめてご紹介します。
「出せないときはどうしたらいい?」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

神戸市の基本ルール

まずは神戸市のゴミ出しの基本ルールから簡単におさらいしていきましょう。
神戸市では、ごみを出す時間や出し方について次のようなルールが定められています。

出す時間

収集日の朝5時〜8時
神戸市公式サイトでも「収集日の当日の朝5:00〜8:00に出すこと」と明記されています。
前日の夜などに出してしまうと、カラスや猫に荒らされて道路に散乱したり、通行の妨げや衛生面のトラブルにつながるためです。

出す場所

地域で決められたクリーンステーション(集積所)
集積所は自治会などで場所が決められており、他の地域のステーションに勝手に出すことはできません。トラブルの原因になるので注意が必要です。

出し方

神戸市指定のごみ袋に入れること
指定のごみ袋はスーパーやコンビニで販売されており、15L・30L・45Lなどサイズがあります。
袋の口はしっかり縛って、中身が出ないようにしましょう。

指定のゴミ袋については、神戸市指定ゴミ袋まとめ|種類・サイズ・買える場所をわかりやすく解説! で詳しく解説しております。
こちらもあわせてどうぞ😌

違反した場合は?

ルールを守らないと「回収してもらえない」だけでなく、廃棄物処理法に基づき10万円以下の罰金が科される可能性があります。
実際にそこまで厳しく適用されるケースは多くありませんが、地域の美化や近隣トラブル防止のためにも、ルールを守ることが大切です。


神戸市のゴミ出しルールについては、【2025年版】神戸市のゴミ出しルールを徹底解説曜日・分別・注意点まで でも詳しく解説しております。この記事もあわせてどうぞ😌

時間通りに出せない人向けの公式支援制度

神戸市のごみ出しの支援制度の表

👨👩👵「ゴミ出しルールはわかった。でも、どうしてもルール通り朝5〜8時に出せないですよ😫」

そんな方のために、神戸市では公式にサポート制度が用意されています。
代表的なものは以下の2つです。

① 時間どおりに出せない方へのごみ出し支援制度

この制度の利用をお考えの方は、まずは環境局業務課(078-595-6141)まで、事前にご相談ください。

  • 対象者:夜勤(0〜8時)の勤務などで、収集時間に出せない神戸市在住の方
  • 手続き:申請書と勤務証明書、住民票の写し(世帯全員)を提出 → 審査 → 承認されると「排出承認証」が発行
  • 出せる場所:環境局事業所やクリーンセンターなど指定の排出拠点
  • 出せるごみ:ごみの種類は、「燃えるごみ」、「燃えないごみ」、「カセットボンベ・スプレー缶」、「缶・びん・ペットボトル」、「容器包装プラスチック」の5種類
  • 注意点:利用できる人は限られており、単身世帯や夜勤勤務者などが中心。拠点によって受け入れできるごみの種類が異なる場合もあります。排出場所へ持って行くときは、申込者本人が行い、必ず承認証を携帯してください。

👉 つまり、「申請して認められれば、朝に出さなくても良い方法がある」ということですね。夜勤の方や生活リズム的に難しい方にはありがたい制度です。

排出拠点などもう少し詳しく知りたい方は、神戸市公式ページ|時間どおりに出せない方へのごみ出し支援制度 をご確認ください😌

② ひまわり収集(高齢者・障がい者向け)

  • 対象者:65歳以上のひとり暮らしの方で要介護1以上の方、障がいのあるひとり暮らしの方で障害支援区分1以上の方
  • 内容:クリーンステーションまで持ち出せない場合に、自宅玄関先まで収集に来てくれるサービス
  • 申込方法:直接ではなく、ケアマネジャーなど支援者を通じての申請が必要
  • 注意点:対象はあくまで「自力でクリーンステーションまで持ち出すのが困難な方」。利用できる人は限られています。

👉 一人暮らしの高齢者や身体的に負担のある方にとっては、非常に助かる制度です。
収集時にごみが出されていない場合などは、支援者に連絡をするなどして安否確認を行っています。

もう少し詳しい情報を知りたい方は、神戸市公式ページ|ひまわり収集(高齢者・障がい者等へのごみ出し支援) をご確認ください😌

制度を利用する際のポイント

  • 申請が必要なので、思い立ったらすぐに使えるわけではありません。勤務証明や介護認定など、証明資料の提出が求められる場合があります。
  • 区役所や環境局の窓口に相談すれば、制度の適用可否や申請方法を詳しく教えてもらえます。

制度が使えない人が自分でできる工夫

支援制度が使えない人ができる工夫6選

👨「公式支援制度を申し込んでみたけど、承認されなかった。」
👩「公式支援制度に申し込むほどではないんだけど…それ以外にはどうしたらいいの?」

そんな方に自分でできる工夫を以下にご紹介したいと思います。

① 自宅での一時保管アイデア

これはあくまで週に1回とか月に1回など、出せる回数が少なくはあるが定期的に出せるタイミングがある方の対処法です。
1度ごみを出しそびれたとしても、保管できれば一時的にしのげるでしょう。

  • ベランダや玄関に置ける密閉型ごみ箱
     → カラスや猫に荒らされず、臭いも抑えられる。
  • 生ごみは冷凍保存
     → 臭いの発生を防ぎ、出すときもスッキリ。

② 家族や近所に協力してもらう

同居の家族や近所の方に協力してもらえそうならお願いしてみましょう。

  • 同居の家族にお願いして出してもらう。
  • 一人暮らしなら近所の方に協力をお願いしてみる。
  • ただし、完全に協力者に丸投げにはしないこと。別の日に出せるようなら協力者の代わりに出すなど自身も協力する。

③ マンション・集合住宅の設備を確認

マンションや集合住宅の方でごみ庫などの設備がある方限定の対処法です。
この設備があるなら時間や曜日関係なく出せます。

  • 最近のマンションには「夜間ゴミ庫」や「24時間ゴミ出し可能スペース」がある場合も。
  • ルールは管理組合ごとに異なるので、掲示板や規約を一度チェックしてみると意外な解決策があるかもしれません。

④ 時間をずらして出す工夫

昔、私もやっていたことではありますが…あまりおすすめはしません。

  • 朝8時以降でも回収車が来る前なら出すことはできます。
  • ゴミ収集車の巡回時間は地区ごとにだいたい決まっているので、数回観察してみると目安がつかめます。
  • ただし、ルールに反することと必ずしも8時以降に残っているとは限らないため、あまりおすすめはしません。

⑤ スーパーなどの資源回収ボックスを活用する

対象品目は限定的ですが、無料なので資源回収ボックスも活用できるなら積極的に活用しましょう。

  • ペットボトル・食品トレー・牛乳パック等は近所スーパーのリサイクルボックスを利用できるため、収集曜日を気にせず回収できる場合があります。
  • 回収時間や対象品目は店舗ごとに違うので、事前確認が大切です。

※リサイクルボックスについては、別記事で解説予定です。まだ、未完成のためもうしばらくお待ちください🙇

⑥ ごみそのものを減らす

普段している買い物を見直すことでごみそのものを減らしてみる。
私自身これを意識することで、ごみの量が減っただけでなく、家計の改善にもつながりました😊

  • 自分に必要な量・物を把握し、買い物の時に不要な買い物をしないようにする。
  • 自身で出せないごみは、なるべく買わないようにする。(例:缶やペットボトル)

以上が私が考えうる限りの工夫です。
もし「他にもこんな方法があるよ〜」という方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームからぜひ私にも教えてください🙏

代行サービスという選択肢

家事代行サービスの方にゴミ出しを頼んでいる女性の画像

自分でできる工夫だけが手段ではありません。
費用は掛かるものの検討できるのが、ごみ出し代行サービスです。
要はお金をかけて民間企業に頼もうということ😌

👨👩「そんなことにお金をかけるのはちょっと…」

と思われるかもしれませんが、

  • 自由にできる時間が増える
  • きれいな部屋が保てる
  • 心理的にも良い状態に保てる

などの利点が得られると考えれば、私としては1つの選択肢として考えても良いのではないかと思います。

① 家事代行サービスを利用する

家事代行の一部には「ごみ出し」も含まれているプランがあります。
掃除や洗濯などと一緒に依頼できるため、生活全体を整えたい方に向いています。

CaSy(カジー)

  • 定期・スポットサービス問わず、ごみ出し・分別の代行が対応メニューに含まれています。
  • 依頼の際は掃除や片付けオプションとセットで、ゴミ袋の回収場への運搬(住居条件による)をお願いする流れです。
  • 神戸市全域対応なので、サイトでエリア確認や個別相談ができます。
  • 料金:定期/1時間 2790円〜  スポット/1時間 3490円〜

CaSy ▶︎ 公式サイトはこちら

ベアーズ

  • ベアーズも家事代行サービス(定期・スポット)で、ゴミ出しや片付けを含む代行が可能です。
  • ゴミ出しは掃除や片付け時に合わせて対応、マンション・集合住宅も条件によって可能です。
  • 「マッスルベアーズ」など、粗大ゴミ搬出サポートも別途依頼できます。
  • 料金:定期/1時間 2950円〜  スポット/1時間 4600円〜

💡他の家事とセットで頼めば、「朝に出せないごみ出し問題」も自然に解消できます。


ベアーズ ▶︎ 公式サイトはこちら

② 便利屋・不用品回収業者を利用する

「便利屋」や「不用品回収業者」の中には、
日常のごみ出しや粗大ごみ搬出を代行してくれるところもあります。

  • 神戸市内対応の例:アクト兵庫、兵庫セーフティ、関西エコリサイクル など
  • 「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者を選ぶのが安心
  • 不用品や大型ごみの処分にも対応している場合が多い

⚠️ 注意点:
・無許可業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルになる恐れがあります。
・必ず「神戸市一般廃棄物収集運搬許可業者」と明記された会社を選びましょう。


以上が神戸市で利用できる代行サービスです。
それぞれの特徴をまとめると、次のようになります👇

サービス注意点
家事代行手間を減らせるが費用がやや高め
便利屋融通がきくが業者選びが重要
不用品回収業者大掃除や引越し時におすすめ

朝に出せないからといって、ルールを破ってしまってはいけません。
「お金は少しかかるけれど、ストレスが減るなら利用する」——それも立派な選択です。
自分の生活リズムや体調に合わせて、ムリのない方法を見つけましょう。

ただし、代行サービスは便利な反面、コストも発生します。
「定期的にお願いする」「月に1〜2回だけ頼む」など、生活スタイルに合わせて利用を検討してみましょう。

まとめ

朝にごみが出せない時の選択肢のまとめの図解

神戸市では、ごみの収集時間が朝5〜8時と定められています。
ただ、仕事や体調、生活リズムの関係で、その時間に出せない人も少なくありません。

そんなときは、

  • 公式支援制度(時間どおりに出せない方へのごみ出し支援制度・ひまわり収集)
  • 自宅での一時保管やリサイクルボックス活用などの工夫
  • 家事代行や便利屋などの民間サービスの利用

など、自分に合った方法を選ぶことができます。

自分一人で悩んで抱え込んで無理をしたりルールを破ってしまったりするくらいなら、支援制度や周りの人、そして民間サービスに頼るのも一つの手。

大丈夫です、相談すれば自分が思っている以上に周りは助けてくれます😌
私はうつ病になった時、それを実感しました。
自分一人で考えるよりも良い解決策が出てくることさえありますよ👍

無理をせず、暮らしの中で少しずつ工夫していけば、
地域にも、自分にもやさしい“ごみ出し習慣”を続けられるはずです😊


<関連記事>

👉 神戸市の分別ルールや曜日ごとの詳しい出し方は、
【2025年版】神戸市のゴミ出しルールを徹底解説|曜日・分別・注意点まで

👉神戸市の指定のごみ袋については、
神戸市指定ゴミ袋まとめ|種類・サイズ・買える場所をわかりやすく解説!

もあわせてご覧ください。

本記事が誰かの役に立てばうれしいです😊

参考:神戸市公式サイト「家庭ごみの出し方」
   神戸市公式ページ|時間どおりに出せない方へのごみ出し支援制度
   神戸市公式ページ|ひまわり収集(高齢者・障がい者等へのごみ出し支援)